アメリカのオトナ向け英語学校体験記 〜ESL in USA〜

町中の大人向けの ESL (English as a Second Language) に通って見聞きしたことをイラストと写真で綴ります。

ある日の宴会風景 [ESL探しのヒント]

ESLの友人たちとのパーティの様子 トーゴ、ガイアナ、ソマリア、アルジェリア、日本、ヨルダン、中国、韓国<ESL in USA>

party party ESL in USA

 ESLについて書くと言っておきながら、いきなり宴会風景ですみません。(決して、ESLの教室で飲んでいるわけではないので誤解無きよう)

 

 ただ、こんな感じの友人との集合写真を見ていると、本当にみんなあちこちから来ているなあと実感できるのでイラストにしてみました。

 

ESL の友人とのある日のパーティの様子 トーゴ、ガイアナ、ソマリア、アルジェリア、日本、ヨルダン、中国、韓国 <ESL in USA>

party party ESL in USA

 

  正直に言うと、ESLで友人にならなければ、その国の存在すら知らなかったということもときどきあります(友人には決して言えませんが)。

 

 私の母は、わざわざ世界地図を買って、私が「〇〇出身の子が来た」と言うたびに、世界地図でその国を探してみたそうです。母の好奇心に驚きました。

 

↓ 更新の励みになります。ポチッと押してください。 


絵日記ランキング

 

◼︎ESL探しのヒント◼︎

これから教科を履修しようとしている University や college 内のESLに行く場合は選択肢がありませんが、このさきもしあなたが町中のESLに行く機会に恵まれたときは、いくつか見学してみた方がいいと思います。

 

なぜなら、あなたの目的に合うESLを探した方がいいからです。ESLには、いろいろなレベルや目的があります。講義形式で授業中に生徒同士があまり話す余地のないところ(とにかく授業を進ませてテストの点を上げさせて次のレベルに進ませ、最終的には高校卒業資格取得を目指すところ)、生徒同士に共同作業をさせて会話をさせつつ授業を進めるところ、教会などで小規模でやっているため、あまりレベル分けがされていないけれど、授業中は幼児・子どもを預かってくれるところ(子どもがいる母親にも通う機会を作ってくれるところ)…と様々です。

 

一例をあげると、私の友人(スペイン語が母国語)の話ですが、彼は家族を残してアメリカに移民したばかりで、早く英語でコミュニケーションが取れるようになって就職をしたかったそうです。なので、とにかく英会話力を上げる必要がありました。でも、近所にあるESLに「近くて通いやすい」という理由で参加してみたら、生徒の大多数がスペイン語を話すので、全然英会話が上達しなかったそう。「これじゃあいかん」と学校を変えて、私と同じESLに通うことになったそう。

 

 上のイラストを見ると一目瞭然。彼はこのESLに満足していました。なぜって、こういうメンバーで意思疎通をしようとすると、英語を話すしか方法がないからです。

(ーーーホッ。やれやれ、話がようやくイラストに着地した)

  

↓ こちらもついでにポチッと。 

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へ
にほんブログ村

作者の自己紹介

作者 わおりのイラスト ESL in USA

author portrait : わおり ESL in USA

 わおりです。はじめまして。

 

 小中高と公立育ちなので、世代的に英会話に必要な教育、つまりリスニングやスピーキングの教育は一切受けていません。定期テストのアタマにちょこっとリスニングの問題があったくらい。それも答えは選択肢の中から選ぶアレでした。高校は一応進学校と言われるものでしたが、私の世代ではこれが普通。こんな状態で、何年か前、家庭の事情でいきなりアメリカの荒波に放り出されました。

 

 唯一救いだったのは、大学生のころから塾の先生のアルバイトをしていたので、中学英語を忘れ切ってはいなかったこと。あとは大学卒業を前にしてなんとか滑り込みセーフで(?)英検準一級を取得していたこと。そのとき、大学受験以来もう一度英語を勉強しましたーーーといっても、それも読み書き中心で、記憶の方も、はるかかなたの幾星霜。既に受験英語や高校英語は忘れ果ててました。

 

 この状態で、準備期間ほぼナシでの渡米でした。

 

 あ、年齢はナイショ。こちらで出会った何人かの白人系の人には、30歳前後に見えると言われたとだけ書いておきます。(なお、東洋人は若く見えるらしいとも書いておきます(笑))

 

 

 

アメリカESL体験記 初めましてのご挨拶

 初めまして。ハンドルネーム・わおりと申します。

 

 ひょんなことから何年か限定でアメリカのミネソタ州に暮らす機会に恵まれました。

 

 とはいえ、典型的な読み書き文法中心の日本の英語教育を受けたので、英会話能力には自信がありませんでした。(海外旅行をした時に、大きな問題が起きなければなんとか意思疎通が出来る程度かな〜? ←この?マークが今ひとつ怪しい。😅)

 

 というわけで、現地のESLに通うことにしました。つまり、英語を第一言語としない大人を対象とした英語学校(English as a Second Language)に通うことにしたのです。

 

 しかも、私の場合はラッキーなことに滞在先がミネソタで、町中にほぼ無料のESLがいくつもある場所でした。※ つまり、大学などに行って高い授業料を払わなくても参加できたのです。

  

 「なんで無料?」と私も驚いたのですが、思うに、ミネソタには移民が多いので、その移民に英語力を身につけてもらって、社会に溶け込んでもらおうという政策なのかな…と思うようになりました。つまり、英語が使えることになるとより良い仕事につけたり、高等教育を受けられることになるからです。

 

 実際にESLに通ってみると、初級クラスにはたくさんの難民系移民が通っていて、ほぼゼロから英語を勉強していました。中級クラスでは、「英語が話せればもっと時給の良い仕事につけるから」という生徒がいましたし、上級クラスでは「大学に行くために英語を勉強している(実際にTOEFLを受けている)」という生徒や、「アメリカの大学に研究しに来たんだけど英会話が不自由だから…」という准教授(?)までいました。

 こういう意味では、College や University の中に設置されている ESL 、つまり、高等教育を受けることを目的とした生徒が集う ESL とは一味違う、バラエティに富んだ人達に出会える興味深い ESL に通えたと思います。

 

 

 というわけで、ESL体験記の始まりです。

 

 最近では日本でもたくさんの外国人を見かけるようになりましたし、東京オリンピックの際中も、そしてその後も、ますます外国人が増えるのではないかと思います。私のブログを通して、少しでも「こういう文化があるんだな…」「なるほど、こういう人たちがいるんだな…」などと思っていただけたら、嬉しいです。

 

 なお、こちらの日記は既に何年か前の体験が中心です。当時とは変わってしまっていることも多々あると思いますのでご注意くださいね。

 

 

 

テキスト代などはかかります。(と言っても10〜数十ドル程度)。また、定住者でない場合、授業料がビザ等で変わる場合もあります。詳しくは要確認です。