アメリカのオトナ向け英語学校体験記 〜ESL in USA〜

町中の大人向けの ESL (English as a Second Language) に通って見聞きしたことをイラストと写真で綴ります。

友人が出来ると会話が上達する? [ESLでの英会話上達のヒント] 

ブラジル、ベラルーシの友人と4人席に座っているところ

make foreign friends ESL in USA

ESLで最初に親しくなったのは、ブラジル人女子2人と、ベラルーシ出身の女子でした。中級のクラスだったので、たどたどしくても、ある程度は英語でのコミュニケーションは成り立っていました。でも、みんなアメリカに来たばかり。英語が不自由なだけでなく、アメリカの習慣などが全然わからず手探り状態。

 

特に、ブラジル人女子1人とベラルーシ女子は、「夫が急にアメリカ赴任になったのでスーツケースに入る荷物だけ持ってきた。自分だってあっちで仕事をしてたのに」ということで、ストレスマックス。出身国は違えども状況がとっても似ているこの二人、よく愚痴を言い合ってました。こんな時でも英語で話さなきゃいけないんだけど(苦笑)。

 

でも、「相手にわかってもらいたい」「相手の言っていることがわかりたい」というのは英会話上達の大きな動機付けになると思います。実は、残る一人、もう一人のブラジル女子は当時は身軽なシングル。2年ほどのちにアメリカ人の彼氏が出来てゴールイン。おつきあいの過程で英会話がググッと上達したとESLの当初の担任も驚いていました。やはり愛は強し。しかしこの方法、シングルにしか使えない(笑)。

 

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[ESLでの英会話上達のヒント]  

実は、私が通った ESL の教室は丸テーブルに4人掛けでした。クラスによっては、先生が「同じ国の人間同士は出来るだけ1つのテーブルに着かないように」と促します。

 

 おそらくそれは、同じ国の人間が一緒に座ると、ついつい母国語で喋ってしまうことを避けるため。それに、違う国の人間と同じテーブルに着くことで、同国人同士だと発音や文法の間違いが同じになる傾向があるので、間違っていても通じてしまうけど、他の国の人ではそうはいかないから、相手に理解してもらうために気をつけるようになる。

 

例えば日本人同士だと、"L" や "R"の部分をカタカナの「ラリルレロ」と発音してもわかり合ってしまうけど、他の国の人にわかってもらうには "L" と "R" を区別して発音しなければわかってもらえなかったり…というような現象が起きます。通じなかった時は相手の反応でわかったり、相手が「言えてないよ」と教えてくれたりする時も。ちなみに、私はロシア人のおばあちゃんに「Rが全然言えていない」と捕まりました。好意で教えてくれようとするんだけど、たぶん、その巻き舌のRも違うと思うなあ、とか思いつつ(笑)。

 

こんな感じなので、お互いに気をつけて発音するようになったりするんですね。なのでいい練習になるし、自分のクセに気づくキッカケになったりするんです。なので、先生に言われなくても、他の国から来た人間と一緒に座るのはオススメです。

 

それに、今まで持っていたその国へのイメージが変わったり、その国での日常生活や状況が垣間見えるという意味でも、目からウロコが落ちたりするので、他の国の人と座るというのはオススメです。

 

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