アメリカのオトナ向け英語学校体験記 〜ESL in USA〜

町中の大人向けの ESL (English as a Second Language) に通って見聞きしたことをイラストと写真で綴ります。

飲みに行って死ぬかもしれないと思った話[ESLで生活情報も得よう①〕

キューバ人男子、−20℃のバス停で凍えるの図

frozen at a bus stop ESL in USA

 

とある日の出来事。ミネソタの冬にもESLの学校生活にも慣れて、夕方に友人と飲みに行く余裕が出てきたキューバ人男子。

 

一杯ひっかけて踊りに踊って楽しんだところまでは良かった。

 

でも、「帰りのバス停でバスを待っている間に死ぬかと思った!」と翌日ESLの友人に訴えていました。

 

これまでは学校のそばにバス停があるし、バスが多い時間帯に帰るしで、あまり長時間バスを待つことはなかった。なのに、この日はとっぷり暮れているわ、バスはなかなか来ないわで、アルコールとダンスで熱くなった体が急速に冷えたそう。

 

で、「帰りのバス停でバスを待っている間に死ぬかと思った!」ということに。

 

ちなみに、摂氏でマイナス20度以下になるのはミネソタの冬ではわりと普通のこと。しかも、風が吹くと体感温度はさらに下がります。なお、私の滞在中でいうなら、体感マイナス50℃くらいまでは行ったかな、って感じ。(ちなみにそこまで行くと、外にいると5分で凍傷になる危険のあるレベルだそうで、さすがに子どもの学校は休校になります。が、ー20℃程度の普段のレベルではあまり休校になりません)

 

担任の先生が言っていた、

 

「寒いからってミネソタで家にこもってたら社会生活が成り立たなくなっちゃうでしょ」

 

 というのが忘れられません。マジか、と思ってたけどマジだった。

 

 なお、こういうものがバス停に併設されている時もあります。↓

雪の中の、ミネソタのヒーター付きバス停

bus stop with heater in Minnesota

天井に暖房付き。スイッチを押すとONになります。

 

でも、全部のバス停にあるわけではないので、

ある程度待つことが予想されるときはこれがある場所で待つのが吉。

 

 

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[ESLで生活情報も得よう①〕

 

町の大人向けのESLに行くのがオススメなのは、生活情報も得られるからです。

 

大人向けのESLでは、移民してきたばかりの外国人がどういうことに戸惑うかも熟知しているので、いろいろな情報を得ることができます。なので、「もう少し落ち着いてから...」ではなく、早めに行くと助かることもあるかも。

 

例えば、ミネソタの冬の場合、上にも書いたように、冬にはマイナス20℃以下になることも普通なので、寒さに備えた情報も必要です。歩道もツルツルに凍結するので靴に着脱可能な滑り止めがあることを教えてくれたり、服装についても、寒い時は凍傷になる恐れがあるのでそれを避けるための服装を教えてくれたり(耳を隠せない帽子だと凍傷で耳たぶを失う恐れがあったり、指の先の開いた手袋も真冬は指を失う恐れがあったり)。

 

さらに、車運転する人にはたいへん重要な情報なのですが、ミネソタの場合は雪が多く降ると“Snow Emergency”というものが発令され、通常の駐車のルールが一時停止されます。

 

これはつまり、通常は適法に「駐車可能」とされているはずの通り沿いの駐車場(street parking)に駐車したのに、いつの間にか知らないうちに「駐車不可」になっていて違法駐車になり、下手をするとレッカー移動されて数百ドル支払わされるという、知らない人にとっては「そんな御無体な!」と言いたくなるルールです。後出しジャンケンみたいなルール。

 

通りを一斉に効率よく除雪するためとはいえ、これ、知らずに引っかかると結構ショックだと思います。住宅地にある自宅前に停めている場合でもアウトというから、けっこう情け容赦がないです(実際に、知り合いがこれで駐車違反を取られました)。

 

こういう情報も得られるので、ぜひ早めに。

 

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